伝える文を書く上で気をつけていること1(形)
概要
相生葵の Advent Calendar 20201日目の記事です。
このページでは私が人に伝える文を書く上で意識していることを書きます。
伝える際の文の形
箇条書きで以下のように組み立てています。
- 導入
- 前提
- メイン
- 意図
例:夕飯を決めるために、相手が昼に何を食べたのかが知りたいとき
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1点質問があります。 --①導入
■ 前提 --②前提
以下、お昼とは昼ごはんのことを指します。
■ 質問 --③メイン
今日のお昼は何を食べましたか?
■ 質問意図 --④意図
夕飯が昼とかぶらないようにするために質問いたしました。
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この形にする理由
各要素は「メイン」を正確に伝えるための部品です。
短い文は何を言っているのかが分かりやすいので、メインが短くなるように構成しています。
なぜ箇条書きか
一目で構造が分かるからです。
文章を読まなくても、どこに何が書いてあるのかが相手にすぐ伝わります。
各パーツについての説明
①導入
相手に何を伝えたいのかを一言でまとめます。
例えば質問をしたいときは、「質問が1点あります」と書きます。
導入の効果
- この文が「質問」をするための文ということが明確に伝わる
- この後に続く質問を受け入れる準備を頭の中でしてもらえる
- 数を明確に提示することでいつまで続くのかという不安を消せる
②前提
これは、必要な場合とそうでない場合があります。
「メイン」を伝える上で、相手に前提の知識がない場合はこの項目を設けます。
「メイン」に入る前に知っておいて欲しいことを書きます。
前提の効果
- 前提知識をメインと分けることにより、メインを短くすることができる
③メイン
短くまとめます。
文章が短いと、情報が正確に伝わりやすいです。
④意図
ここには「どうして伝えるのか」を書きます。
意図の効果
- メインで伝えることをより正確にする(文脈の読み間違いですれ違いが起こることを防ぐ)
まとめ
言いたいことを端的にするために、項目を分けてまとめると言いたいことが的確に伝わりやすくなると思います。